アンダーカットサービスの打ち方と練習方法！ソフトテニスのセカンドサーブを上達させよう

2019年9月12日2019年9月16日

硬式テニスでは下からのサービスはめったに打ちませんが、ソフトテニス（軟式テニス）では特にセカンドサービスで見かけるのがアンダーカットサービスです。

たんに入りやすいサービスとうのではなく、ボールのバウンド後に鋭く曲がったり、はねなかったりすることがあるためレシーバーが打ちにくく、大きな武器になることもあります。

今回はアンダーカットサービスの

正しい打ち方
練習方法
様々なカットサービス

について紹介するのでマスターする際のヒントにしてください。

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アンダーカットサービスの正しい打ち方とコツ

アンダーカットサービスは相手がラケットを高く構える攻撃を防いだり、相手の体制を崩したりできます。また、飛球が遅く、ネット前に詰める時間もつくれます。

特に、インドアコートなど、コートの材質がかたい場合は変化が出やすいです。

アンダーカットのはずみ方

通常、右利きの人が打つと、バウンド後はレシーバーから見て左側にはずむ。ボールのこすり加減でも、さまざまに変化します。

ではまず動画でイメージしてみましょう。

アンダーカットサービスのグリップの握り方

握り方はコンチネンタルグリップです。ラケットを地面と垂直になるように立ててから握ります。（包丁を握るイメージです）

ただし、上手くボールに回転をかけられない場合はセミイースタングリップやイースタングリップでも試してみてください。

コントールをしやすくするためにはグリップを短く持ちます。

アンダーカットサービスの打ち方

足を肩幅くらいに開きひざを曲げ、頭を動かさないようにかまえるのが基本です。

構えですが横を向いている人もいれば、正面を向いている人もいます。人によってやりやすい構えが違うので、いろいろと試してみましょう。

①上体をひねり、ラケットは後方に引く。トスは上げずに、インパクトでできる高さ（ひざ辺り）でボールを離す。

②ひねった上体を戻しながら、角度は構えた両足のつま先の上を振るように体の近くでラケットを振り下げる。

③インパクトの際は斜めにしたラケット面をボールの下側に当て、ラケット面を転がすように押し出していく。ラケットの面の上でボールを転がすように当てる

④ラケットを振り切る。

ポイントは体重移動してひざを柔らかく使うことを意識し、ラケットの上にボールを乗せてひざを伸ばして持ち上げるイメージです。

力まないようにリラックスして遊び感覚で打ってみましょう。最初はサービスが入らなくても回転をしっかりかけることを意識してください。

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アンダーカットサービスの練習方法

最初からアンダーカットサービスを打とうとしても上手くいかないことが多いので初心者は段階的に練習することをおすすめします。

ステップ①右から左へボールをこする

1．右手でラケットを持ち、ラケット面を上に向ける。左手に持ったボールをラケットに落とす（左利きは逆）

2．右から左へラケットを移動させ、ボールの下側をこするように上に打つ

3．ボールが落下してくるまでに、ラケットを右に戻す。

２と３をくり返します。無意識でできるようになるまでやりましょう。

ステップ②サービスラインから打つ

まずは短い距離で入れるように練習します。

1．サービスラインに立つ

2．ネットの反対側のサービスラインから1.5ｍくらい前にかごを置く

３．練習者はかごをねらってカットサービスを打つ。グリップを短めに持ち、コンパクトなスイングをするとコントロールしやすい

ステップ③距離を変えて打つ

1．ベースラインからラケット4本分うしろに立ち、カットサービスを打つ。大きなスイングで遠くまで飛ばす

2. ベースラインからラケット4本分前に立ち、カットサービスを打つ。コンパクトなスイングで距離を調整して打つ

ここまでできるようになると、カットサーブを自由自在に扱えるようになります。

様々なカットサービス

カットサービスは他にも、

腰辺りで打球する「サイドカットサービス」
肩の辺りで打つ「ショルダーカットサービス」
バック側で打つ「バックカットサービス」

などさまざまな種類があり、打ち方によってもボールの変化は異なります。

カットサービスはセカンドサービスでやることが多いですが、様々な種類を習得すれば強力な武器になり、ファーストサーブからカットサービスをやる選手もいます。

また背が低い選手や強いオーバヘッドサービスを打てない場合はファーストサーブでもカットサービスを使うことをおすすめします。

まとめ

アンダーカットサービスは慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、鋭く曲がったり、逆にほとんど弾まなかったりすると、相手はレシーブがしにくくなります。

まずはアンダーカットサービスを完ぺきにして、それ以降はさまざまなカットサービスができるようになって使いこなせるようになりましょう。

さらに「サービスが上手くなりたい！」「練習法を知りたい！」という場合は弱小チームを強豪チームへと導いた実績のある指導者から学ぶのがおすすめです。

初心者で何をやってもうまくいかない
いくら練習してもなかなか上達しない
無理矢理指導者にさせられて何を教えて良いかわかならない

詳しくは「ソフトテニスが上達するコツ！初心者が試合に勝つために必要な練習方法とは？」をご覧ください。