ソフトテニスのフォアハンド・サイドストロークの打ち方のコツと練習方法！早くて強い安定したボールを打つには？
サイドストロークはインパクトの時にラケットを横面にし、腰の高さで打つショットです。基本的なグランドストロークの打ち方ともいえます。
試合の中で最も多く使用するストロークなので、一番先にスムーズに打てるようになりましょう。
強くて速い球が打てるように打ち方のコツや練習方法、やりがちなミスについても紹介します。
フォアハンドサイドーストロークの基本の打ち方とポイント
サイドストロークはスイング時に、体重移動と上半身のひねり戻しによって身体の回転を生み出し、ラケットヘッドでボールにパワーを伝えていきます。
①テークバック
両ひざを曲げ、腰をひねりながらラケットを振り上げ軸足に体重を乗せてためをつくる
②スイング
上体のひねりを戻しながら、重心を軸足から前足に移動させ、ラケットヘッドを遅らせてグリップから振る
③インパクト
ヒザをやわらかく使って腰を落とし、ボールを横面でとらえ押し出していく。
④フォロースルー
体全体を使って、ラケットを地面と平行に振りぬいていく
フォアハンドサイドストロークのポイント
- うしろから前への体重移動
- お尻とひざを低くし、下半身でボールを飛ばすイメージ
- ラケットヘッドを遅らせてグリップからスイングする
この３つを意識して打うことにより安定したストロークを打つことができます。
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フォアハンドサイドストロークの練習方法
ステップ① 横面でノーバウンド
1．練習者は、ベースライン付近でボールを待つ。球出し役は練習者のななめ前から手投げで山なりのボールを出す。
2．練習者は、ラケットを地面と平行に振り抜き、ノーバウンドで打つ。打つコースは自由で、打った後はラケットを上へ振り抜くこと。
ラケットを地面と平行に振ることを「横面」といいます。横面で打つために、ひざを曲げてお尻を低くします。
ステップ②うしろからの手投げを打つ
1．練習者は、ベースライン付近でボールを待つ。球出し役は、そのうしろに立つ。
2．球出し役は、山なりのボールを手投げで練習者の体の前にだす。
3．練習者は、うしろから出されたボールの落下点を見極めて、すばやく軸足（右足）の位置を決め、腰くらいの高さで打つ。
この練習は見えない位置からのボールに対応することで、すばやくボールに反応できるようになります。
ステップ③ 連続10本打ち
1．練習者はベースライン付近でボールを待つ。球出し役は、練習者のななめ前から10本連続で、腰くらいの高さにバウンドするボールを手投げでだす。
2．練習者は、ボールのバウンドに合わせて動き、リズムよく連続で打つ。ラケットが横になるように意識する。
練習者はすぐ次の準備のためにすばやく構えてミスなく打ちましょう。
フォアハンドサイドストロークのやりがちなミスと対処法
①わきが空きすぎる
これでは身体の回転力が生まれず、スムーズなスイングができません。右わきをしっかりしめることでムチのようにしなったスイングができます。
②インパクトの時にラケット面が上を向く
これではボールにスライス回転がかかり、上に飛んでしまいます。ボールにラケットがまっすぐ当たるようにします。
強くて速いボールを打つポイント
スイング時にグリップエンドでボールを差すようにしてラケットヘッドを遅らせて腕をしなやかに使うことで、インパクト時のヘッドスピードが上がり、強くて速いボールが打てます。
まとめ
初心は、まずフォアハンドサイドストロークを習得しましょう。このストロークがうまくいかないと低いボールや高いボールにも対応できません。できるようになるまで何度も練習してください。
他のストロークやサーブ、ボレーなどソフトテニスをもっとうまくなりたい、そして練習法を知りたいという場合は弱小チームを強豪チームへと導いた実績のある指導者から学ぶのがおすすめです。
- 初心者で何をやってもうまくいかない
- いくら練習してもなかなか上達しない
- 無理矢理指導者にさせられて何を教えて良いかわかならない
という人は「ソフトテニスが上達するコツ！初心者が試合に勝つために必要な練習方法とは？」をご覧ください。
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